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不発酵茶(緑茶)
日本茶は北海道や東北の一部を除き、全国各地で生産され、その土地による特色が出ています。
日本3大銘茶として、静岡(色)、宇治(香り)、狭山(味)が知られています。
また、生産量が多い都道府県は静岡県、三重県、鹿児島県となっています。
茶の栽培方法
@摘採 …茶葉の収穫
A整枝 …摘採する際、古い葉などが入らないように茶の樹を整える
B施肥 …栄養を与える
C耕うん…土を耕す
D防除 …病気予防、害虫駆除
茶の栽培は土壌が酸性であることを好み、最適pHは5とされています。茶の品質は一般に窒素を多くするほど向上するそうです。
茶の製造方法
※現在は機械化されている
@生産(栽培、収穫)
A蒸熱、冷却(茶葉を綺麗にして蒸すことで酸化を止め、青臭さをなくし特有の香味を出す。また冷やすことで色素を残す)
B粗揉(そじゅう)(熱風の中で揉圧する事で水分を40〜60%程度に蒸発させることで色調や風味を発揚)
C揉捻(じゅうねん)(茶葉を揉み全体の水分を均一にする)
D中揉(ちゅうじゅう)(再度揉みながら熱風をあて水分を取り、細よれの形をつけやすくする)
E精捻(せいじゅう)(葉に残る水分をなくすため熱と力を加え形を整える)
F乾燥 (乾かす)
一番茶(新茶)は、4月下旬から5月上旬に摘み採ってつくったお茶のことで、それ以降の摘み採った順番により、二番茶、三番茶と呼ばれます。
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